土曜日, 3月 03, 2018

鵜原理想郷散策

鵜原理想郷散策

好天の中、参加者11名で車2台に分乗してにぎやかに出発。東金自走車道、圏央道経由で勝浦へ。2時間で勝浦市鵜原に到着。

早咲き桜が満開のなか岬までのウオーキング。ひと汗かいたらリアス式海岸の絶景が広がりました。

18.2ウォーキング1勝浦市鵜原理想郷は昔から風光明媚なリアス式海岸として、文人・詩人などが訪れ思索に耽ったところです。なるほど、詩人「中村稔」もこの地に立ちこの詩を編んだ様子がうかがえました。

18.2ウォーキング3 鵜原抄 2 中村 稔

隧道をぬければ豁然と海はひらけ/汀は弧をえがいて岩礁につづく。/岩礁をこえ岬の台地に立ち/ふたたび隠顕する入江を臨む。/物云うな/かさねてきた徒労のかずをかぞえるな/肉眼が見わけうるよりもさらに/事物をして分明に在らしめる為に。/海を入江にみちびく崖と崖の間に/鳶は静止し、静止して飛翔し/その影は群青の波に溺れる。/知らない/同じ日、同じ太陽が/かの猥雑な都会の上の空をわたる、と。

お昼ご飯後は房総の花摘みをして帰路につきました。18.2ウォーキング2