月曜日, 8月 25, 2014

高齢化社会を考える

1、まずは地域包括支援センター」に相談
3月26日付の新聞各紙に「特養待機52万人」「中重度者限定 線引き懸念」「潜在化 在宅支援も後手」の見出しで、高齢化が進み需要が膨らむ一方、施設が追いつかない現状が報道された。
現在、我が家は100歳の義父、我々夫婦、息子夫婦、孫2人の7人家族である。我々夫婦は、現在100歳の父と5歳・2歳二人の孫の世話で、賑やかと同時にてんてこ舞いの毎日である。父は元気なひ孫を見ては目を細め、毎日壁に貼ってあるひ孫の写真を見て目を細めている。
100歳の父は現在「要介護度3」に認定され、月1度の「訪問医療」月一度の特別養護老人ホームでのショートステイの介護を受けている。
先日、訪問医療の先生から
「ケアマネージャーはきちんと面倒をみていますか。」との質問があった。
「はい。おかげさまで。」と答えると、
「○○さんのところのケアマネさんは問題があってね。」
とのこと。
要介護度1になると自分でケアマネージャーを指定することができる。それ以下の要支援の場合、「地域包括支援センター」からケアマネージャーを指定してくる。申し訳ないが、問題のあるケアマネージャーの方もいるということらしい。
父はケアマネージャーの助言のもと、ベッド脇に立ち上がる時の補助となるポールの設置、入浴のときに使う介護用椅子を用意することができた。おかげで、私の介助で毎日自宅で入浴をすることができている。
介護で困ったときには、まずその人が住んでいる市(住民票のある所)の「地域包括支援センター」に相談すること。その時、気を付けることは、その人が住民票のある町を離れて身内の家族のところに身を寄せている場合は住民票を早急に移動する必要がある。
「地域包括支援センター」は困ったときのよろず相談所であり、緊急のときにも対応してくれる。どのようなことでも、まず、相談することが大切である。
地域包括支援センターは各中学校区に一つ設置されている。地域によって「安心ケアセンター」などの名称になっている場合がある。地域包括支援センターの職員として勤めているケアマネージャーの手が回らない場合は、他の介護施設のケアマネージャーに依頼して相談にのることとなる。
日頃から、民生委員とのつながりを持つことも心がけたい。
2、老人向け施設にもいろいろ
2年前母を亡くしました。89歳でした。生前は島根県の出雲で一人暮らしをしていました。64歳で父が癌で他界し、母の一人暮らしが始まりました。
一人暮らしが始まると化粧品の訪問販売・美容師の家庭訪問・呉服商・保険会社などなど、たくさんの商売人が出入りするようになり、母の財産をむしり取っていきました。
一本10万円もするズボン、必要のない火災保険、縁起がいいからと言っての玄関の置物、高価な布団やまくらなどなど。
たくさんのローン。「お金がない」と言うと、「大丈夫ですよ。ローンにすると月づき○○円ですから」と言って、ローンを組ませました。あの手この手で年金暮らしの母からお金を取っていたのです。
なかでもひどいのは、植木職人でした。数人で来て庭の手入れをし、飲食の接待を受ける。近くのスーパーに一緒に買い物に行き、ついでに自分の物も買わせていていた。
たぶん「あの家に行けば、一人暮らしの老人をだまして、甘い汁を吸うことができる」という噂が広がっていのだろう。
あわてて、松江に住む兄が引き取ったときには、蓄えはなくなり、年金はローンで消えていました。一人暮らしで、判断能力が低下した老人には、このような危険が待ち受けています。冷蔵庫には腐った物が入れてあり、一度も使ったことがない高価な品物が溢れていました。
一度、階段から落ちて動けなくなったことがありました。たまたま、隣の方が回覧板を届けに来た折に発見して事なきを得たが、発見が遅れたらどうなっていたか。
その後、母は幸運にも松江のグループホームに入所することができました。私が会いに行っても息子ということは分かるのだが、「名前は何でしたかいね。」と聞いてきました。
通常のグループホームという介護施設は最後を看取ることはしない。しかし、実情を話すと快く最後を看取ることを承諾してくださり、心安らかな最後を迎えることができた。もし、そうでなかったら最後は母を引き取ることになっただろう。
最近、色々な介護施設が紹介されている。
「住居型老人ホーム」という施設は、老人向けのマンションといえるが、先日、過剰な介護サービスが問題になりマスコミを騒がせました。
この施設には介護を目的にした「ヘルパーステーション」があり、専属のケアマネージャーがいて介護の計画を立てます。ところが、施設の経営のために、介護保険を使うことができる介護を過剰にあたえたり、散歩・レクレーションなどの介護保険適応以外のサービスを行って料金をとったりすることが問題化になりました。新聞には過剰なレクレーションを課せられ、へとへとになっている老人が紹介されていました。
「住居型老人ホーム」は10箇所あったら10通りのサービス内容があるとされています。
特に、病気になったときの対応の違いには気をつけたい。介護保険に適用されない部分の金額が違うのでしっかり説明を受ける必要があります。
私の家の近所に「アクティブシニア向け老人ホーム」が建設されました。「介護が必要になったときには次の施設を紹介斡旋します」とうたっています。永住、安住の場とはいえないことが問題として残されます。
とにかく、地域包括支援センターでよく説明してもらうことが大切である。速く入所させたいと思って施設を決めると大変なことになる。各施設は、とかくいいことしか言わないので気を付けなければならない。

金曜日, 8月 22, 2014

白馬高山植物を堪能

白馬で高山植物を堪能してきました。先日テレビで恐竜時代は樹木が地球DSCN0079を覆っていたが隕石が落ちて恐竜が滅びると、草が山火事を利用して勢力を増してきたことが放映されていた。草の見方が変わってきた。

木曜日, 8月 21, 2014

復活

2014年、ブログを復活しました。

軽井沢探索