月曜日, 1月 30, 2006

若松小の総合学習

総合学習の実践
1本校総合学習のテーマ
    「地域から学ぶ」
2.テーマについて
(1) テーマ設定の理由
子どもは地域を土台に生活している。暮らしの中でものごとを見つめ、認識を深め、心を耕している。その暮らしが子どもの学習の原点といえる。学習を進めるにあたっては子どもたちの「地域を住み良い町にしたい」「地域の自然を守りたい」「地域の人々と豊かに交流していろいろなことを学びたい」「地域で活躍している人たちから学びたい」など地域に根ざした課題をもとにして学習を進めることが大切である。
本校では地域の魚屋さんを招き日本の漁業の話を聞き、魚のさばき方を見ながら学ぶ活動が実践された。子どもたちは本物魚を見ながら漁業の話を聞くことができ、魚が住める川の環境、海の環境にまで関心を深めることができた。身近な生活や実物から疑問をみつけ、課題を広げていくことがきちんとした問題意識を持つことにつながる。
学校教育の中身が問われている現在、実物を持ち込み、地域の人たちと共に学ぶ学習をさらに推し進めていく必要がある。地域の人や保護者と共に学び、感動を共有する活動を更に進めていくことを目指して本テーマを設定した。
(2) 地域から学ぶ
地域から学ぶにあたって、【何を学ぶのか】【いかに学ぶのか】【どう生かすのか】の視点で学習を進めることにした。
【何を学ぶのか】
? 学区の環境,千葉市の環境,千葉県の環境,ひいては地球の環境問題へ
? 地域で活躍している方たちの指導のもと、畑作りやボランティアなどの体験学習をする。
? 地域の歴史を学ぶ。
? 地域の人たちを学ぶ
【いかに学ぶのか】
?若松の森から課題を見つけていく。草花や生き物を調べながら環境問題へ発展させる
? ・野菜作りの体験から作物について学んでいく。
・ 花作りの専門家から花の育て方を学び、地域を潤いのある生活にしていく。
・ 手話の体験から福祉について考えていく。
・ リサイクルの体験から環境問題を考えていく。
・ 人形作りから匠のわざについて学んでいく。
・ 商店の体験から地域の活性化を自分なりに考えていく。
? ・御成り街道の遺跡を調べる。
・ 地域の神社の歴史を調べながら、若松の歴史を考える。
?・地域に住む外国人と交流し、理解を深める。
・地域に住むお年寄りや障害を持つ人と交流を深め、お互いに学び合う。
身近な生活の中から疑問をみつけ、課題を広げていく。
【どう生かすか】
学校で活動をして終わりとしないで、学んだことをもう一度、自分の生活や地域に生かしていくことが大切である。地域から始まり,地域に帰っていく取り組みとしたい。
 環境を守る手立てを学び、家庭や地域で生かしていく。地域の自然を守ったり、日常的に老人ホームでのボランティア活動を続けたりする力が生きる力につながっていくのではないだろうか。

水曜日, 1月 18, 2006

鎌田の獅子舞


笛の奏者が亡くなったのでなんとか私がその笛を伝承したいとがんばっているところです。2001年の私の獅子舞を見て、宍倉さんがこんな歌をプレゼントしてくれました。
2001年白井伝統復活
ひさかたの 日野手(ひので)や まぶし
獅子の舞

この獅子舞は400年前から踊られていて、日本最古の獅子舞とされています。能のようなステップで踊っていきます。魔よけとして踊り続けられました。源流をたどったところ伊勢太神楽の仲間と判明しました。